Gibson 

Everly Brothers

表板  スプルース
側板  メイプル(プライ)
裏板  メイプル(プライ)
ネック マホガニー
指板  ハカランダ
ポジションマーク スター
ブリッジ ハカランダ
     アジャスタブルサドル
ペグ  クルーソンMH-500VX
  アリス好き 特にアリス時代のべーやん好きの私として、以前より欲しかった一品である。
 学生当時購入した「Song Forever」まで収録されている「堀内孝雄楽譜集」、その裏表紙にこのEverlyを持つべーやんの姿が写っており、今まで、MORRISのWJ、本家Gibson J-180 1968Reも手にしてきたが、今ひとつ納得できず、手放してきた。
 アリス復活以降、このモデルが店頭に出たのは3回目のはずである。ネット上で見た瞬間、後先考えずmail送信をしてしまい、翌日正式に購入意思表明。
 「Everly Brothers」modelのオリジナルは1962〜1972年の間488本(?)と生産台数が少なく、市場に出てきても結構なお値段なのだが、 今回のナチュラルトップ・スモールピックガード(それでも大型だが)の1968年以降の仕様は、アリスファン以外には不人気なのか、前期のラージピックガード仕様と比べると相場がお安い。
 「やっちゃった・・・」という思いと「やっと・・・」との思いの交錯があったとはいえ、数日後、手元に届いた。

 





 

      

 某所においてアジャスタブルサドルを固定化するパーツを作っていただいた。
 このおかげで、裏板の振動が激しくなり、今まで以上の響きをうならせてくれる。

 ナット幅40mmは、さすがに細い!J-45では一時期38mm仕様もあると聞いていたが、そこまではないにしても、細い!
 しかし、この形は抱きやすい。改めてボディシェイプの良さを痛感した。


   
 ピンレスタイプの弦止め、ショートスケール仕様でテンションは緩く、以前所有していたJ-180 1968Reと同仕様だが、音色が全く違い、メイプルの重い印象は感じられない。よい意味で30余年の歳月を感じさせる乾いた音を出している。  

 ヘッド及び指板のインレイも☆、15f☆の向きも逆向きなのはポールマッカートニーと同じだろうか?しかし、17fの☆も逆向きである。
 まあ、そんなのは関係ない。自分の中での、究極のべーやんモデルである。誰がなんと言おうと手放すことは、今度こそ!!!
無い!